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つみたてNISA、口座数、買付額ともに2ケタ増続く-金融庁調査(21年3月末時点)

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出所:金融庁「NISA・ジュニアNISA口座の利用状況調査」

 金融庁が先日公表した「NISA・ジュニアNISA口座の利用状況調査」(21年3月末時点)によると、つみたてNISAの口座数、買付額はともに前四半期(20年12月末時点)比で約2割増となった。金融庁は四半期ごとにNISA口座の利用状況調査を実施している。

 21年3月末時点のつみたてNISAの口座数は前四半期比19.6%増の約362万口座、買付額は同18.4%増の約9013億円(18~21年の利用枠で買付があった金額の合計)となった。一般NISAの口座数は同0.3%増の約1,225万口座、買付額は同5.9%増の約22兆1,763億円(14~21年の利用枠で買付があった金額の合計)。規模の違いはあるものの、つみたてNISAの伸び率の高さが目立つ。なお、つみたてNISAは前四半期比較が可能となる18年6月末時点の調査以降、口座数、伸び率のいずれも2ケタ以上の伸び率が継続している。

 21年3月末時点のつみたてNISA口座数の伸び率を年代別に見ると、30代が前四半期比24.3%でトップとなり、20代が同21.7%で続いた。買付額では、トップは60代の32.0%であったが、20代が24.3%、30代が20.4%で続いた。若い世代での伸び率が高い傾向にある。年金など将来の資金への不安を背景に、長期的な視点から資金を運用する手段としてつみたてNISAを活用する若年層が増えている。

 つみたてNISAの対象ファンド数は18年1月の制度開始以降数度にわたって追加されており、現時点では192ファンド(パッシブ173、アクティブ19)となっている。便宜的に192ファンドを対象として、21年1-6月の純資金流入額の合計を見ると9,764億円となった。制度開始後の年間で純資金流入額が最大となった18年の7,208億円を上回る水準となっている。

 対象192ファンドのうち、21年1-6月までの純資金流入額上位3ファンドは、「eMAXIS Slim米国株式(S&P500)」「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」「SBI・V・S&P500インデックス・ファンド」(愛称:SBI・V・S&P500)となり、純資金流入額は順に1,938億円、1,104億円、1,068億円となった。なお、つみたてNISA対象ファンドの資金フローの集計に当たっては、つみたてNISA口座以外の一般口座を通じた資金フローも含まれている点をお断りしておきたい。

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