つみたてNISAニュース

つみたてNISAの口座数は3月末に127万口座を突破、主要投資対象はインデックス投信

 金融庁は7月3日、2019年3月末現在のNISA(一般・つみたて)・ジュニアNISAの口座数、および、買付額の調査結果を発表した。つみたてNISAの口座数は、2018年12月末103万6,603口座から22.9%増加し、3月末には127万4,188口座になった。つみたてNISAにおける買付額は、3月末時点で1,332億573万円、うち2019年の利用枠は401億71万円だった。

 つみたてNISAの口座数を年代別にみると、ほぼ各年代において等しく口座数を伸ばしているものの、3月末までの3カ月間の増加率は、20歳代が23.8%、30歳代が25.2%と、この2世代が全体の増加率22.9%を上回る伸び率になった。40歳代以降は平均伸び率を下回っている。若い世代への浸透が確認できる内容になった。また、20歳代~40歳代で、つみたてNISA口座全体の66.2%を占めている。これは、一般NISA(総口座数1,155万823口座)では20歳代~40歳代で29.5%しか占めていないことと好対照。

 また、つみたてNISAにおける買付額の商品別買付額では、「インデックス投信」への比率が70.2%を占め、2018年12月末の68.7%から一段と比率を高める結果になっている。つみたてNISAの対象となっているインデッスク投信は、信託報酬が平均で0.32%と非常に低い水準に抑えられていることが知られている。国内株式のインデックス投信では税込0.15%、先進国株式では税込0.12%を下回るような、国内公募投信の中でも最低水準の運用コストの商品が投入されている。「つみたてNISAでは、低コストのインデックス投信をじっくり長期に積立投資する」ということが励行されているようだ。

 幸いにして、米国S&P500がこの7月に史上最高値に上昇したように、つみたてNISAがスタートして以来の世界の株式インデックスのパフォーマンスは先進国を中心に悪くない成績だ。つみたてNISAをきっかけに投資を始めた人にとって、スタート当初の運用成績が良好であることは、制度の利用を継続する上では重要なインセンティブになるだろう。

つみたてNISA口座数

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注1 つみたてNISA口座数は、基準日時点において、つみたてNISAの投資利用枠が設定されている口座数。
注2 年代別比率については、端数処理(四捨五入)の関係で、合計が100%にならない場合がある。
出所:金融庁


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