つみたてNISAニュース

つみたてNISAの口座数は6月末68.85万件、20歳代の口座増加率が43%増と目立って増加

 金融庁が10月12日に発表したつみたてNISA(ニーサ、少額投資非課税制度)の口座利用状況(2018年6月末)によると、20歳代の利用者の伸び率が大きく、「若年層向けの資産形成手段」という制度の目的が効果的に届き始めている可能性がある。6月末現在の口座総数は68万8,573件と、3月末比18万1,111件の増加。増加率は35.7%だったが、20歳代の増加率は43.2%と、他の年代と比べて大きな伸び率になった。

 つみたてNISAの口座保有者を年代別にみると、40歳代までで全体の約65%を占めている。30歳代と40歳代を合わせると全体の約50%を占める中心世代になる。6月末までに、20歳代の伸び率が高く出たのは、3月末までの加入者数が少なかったことも影響している。ただ、20歳代は、一般NISAの口座数が3月末の47万200口座から、6月末には46万7,479口座に0.6%減少している。つみたてNISAに一般NISAから乗り換えている人も少なからずいるようだ。

 一般NISAについては、全体で1,128万2,552口座と3月末比1.0%増加したが、増加率が大きいのは、70歳代(1.8%増)、80歳代以上(1.4%増)と高年齢層で目立った。40歳代、50歳代の増加率はともに1.0%で平均並みだったが、30歳代の増加率は0.8%、60歳代は0.1%にとどまった。

 このように、つみたてNISAと一般NISAの口座数の推移をみると、傾向として20歳代~40歳代の若い世代が、つみたてNISAを資産形成手段として活用し始めていることがうかがえる。つみたてNISAの増加率とともに、口座の内訳についても注目していきたい。

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データ出所:金融庁
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