つみたてNISAニュース

買い物でたまったポイントをTOPIXなどで運用、つみたてNISAを疑似体験

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3月13日に東証で開催された記者会見の様子。
左から、クレディセゾン代表取締役副社長 高橋直樹氏
東京証券取引所 金融リテラシーサポート部長 増田剛氏
バンガード・インベストメンツ・ジャパン代表取締役社長 ディビッド・キム氏

 クレディセゾンの永久不滅ポイントを「TOPIX(東証株価指数)」や米国株価指数「S&P500」に連動する投資収益に換算する「ポイント運用サービス」が3月14日からスタートする。クレディセゾンの代表取締役副社長の高橋直樹氏は、「カードをご利用いただいたオマケとして提供しているポイントを使って、つみたてNISAの指定インデックスに連動する株価指数を使った疑似投資体験をしていただける。今回、つみたて機能を追加して、1ポイントからポイント運用サービスをご利用いただくことで、より多くの方々に投資体験をしていただけるようになると思う」と、投資に一歩踏み出すきっかけづくりとして「ポイント運用」の利用を呼び掛ける。

 16年12月にスタートした「ポイント運用サービス」は、100ポイント以上の永久不滅ポイントを保有する会員を対象に、「アクティブコース(外国株式・債券で運用)」と「バランスコース(国内債券で運用)」の2つのコースの選択制で、運用成果に応じてポイントが動く。「投資体験を楽しんでいただくと同時に、経済活動への興味・関心を喚起する投資入門サービスとして、毎月利用者が増えている」(高橋氏)という。現在までに、利用可能対象会員数650万人の1.7%に相当する11万人以上の利用者があり、運用されているポイントの累計は8億5000万ポイントになる。

 今回スタートする新サービスは、「日本株(TOPIX)コース」と「アメリカ株(VOO)コース」を新設し、また、毎月一定数(1ポイント以上)の永久不滅ポイントを積み立てる「つみたて機能」を搭載する。このため、1ポイント以上の保有で参加を可能とし、また、セゾンカード会員でなくても、セゾンポイントモールに登録(無料、メールアドレスを登録)するだけで参加できるようになる。

 セゾンポイントモールに登録し、初回ログイン時に5ポイントをプレゼントする。その後のチャージは、セゾンカードの利用でもらえる永久不滅ポイントの他、セゾンポイントモール(アマゾン、楽天、ヤフオク!、ベルメゾンネット、じゃらんなど多数のショップが参加)の利用でたまったポイントも使える。現金でのチャージはできない。運用で増えたポイントは、永久不滅ポイントに戻してポイントとして活用できる。

 「日本株(TOPIX)コース」は、東京証券取引所の協力を得て、TOPIXに連動する運用成績を実現。「アメリカ株(VOO)コース」は、バンガード・インベストメンツ・ジャパンの協力を得て、ニューヨーク証券取引所上場のETF「VOO」(S&P500指数に連動する)に運用成績が連動する。両指数ともに今年1月から始まった「つみたてNISA」の指定インデックスに採用されている。つみたて機能を使ってポイント運用を行うと、つみたてNISAでの投資を疑似体験できる。

 また、5月から、「株式コース」を新設する。STOCK POINTの協力を得て、実在する企業の株価に運用ポイントが連動するようにする。そして、運用するポイント数が投資する株式銘柄1株価格相当のポイント数になると、実際の株式に交換も可能になる。証券会社の口座(現在の提携先はSBI証券とみずほ証券)に現物の株式を入庫する。「ポイントをつみたて運用していると、いつのまにか株主になれる」というサービスとして利用を広げたいとしている。「株式コース」の運用対象にする銘柄は、一般の投票によって5銘柄程度を選定する。

 クレディセゾンによると、現在、「ポイント運用サービス」を利用しているのは、20代、30代といった若者の比率が高く、かつ、女性の利用が多いという。クレディセゾンの高橋氏は、「永久不滅ポイントを1ポイント以上保有する会員は750万人。1.7%の方が利用していただくと、15万人の新規利用者が期待できる。おまけでもらえるポイントなので、現金を投資するよりも気軽に運用が始められる。それが投資に触れるきっかけにもなる。社会的に投資文化を根付かせることが求められており、その一助になりたいと思っている。また、グループで提供するセゾン投信の提供する投資信託、また、マネックス・セゾン・バンガード投資顧問のロボ・アドバイザーサービスなどのご利用につながればという期待もある」と語り、積極的に普及に取り組むとしていた。

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