つみたてNISAコラム

教えて! つみたてNISA(積立NISA)のアクティブファンド

 いよいよ、2018年1月より、つみたてNISA(積立NISA)がスタートしました。つみたてNISAはインデックスファンドに着目されがちですが、今回はアクティブファンドに注目してみましょう。そもそも、つみたてNISAでアクティブファンドにノミネートされているファンドは、ファンドの運用期間で3分の2以上の期間で純資金が流入しているなどの金融庁が指定した条件をクリアしたファンド15本のみです(2017年末現在)。アクティブファンドの一覧は以下の通りです。


図表1:つみたてNISAのアクティブファンド一覧

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つみたてNISA(積立NISA)のアクティブファンドはどんなファンドが購入できる?

 15本の内訳を見ると、国内株式型の中では7本中4本が独立系運用会社で占められています。というのも、金融庁の指定条件である運用期間の3分の2以上で資金流入という条件は、販売会社に頼らず独自で販売も行う独立系運用会社が優位となる傾向があるからです。株式に投資をする運用商品が8本で、国内資産は株式型が6本、バランス型が1本の計7本であるのに対し、海外資産は株式型が2本、バランスが6本の計8本となっています。(金融庁の区分に基づく)

 ここで注意したいのは、つみたてNISAのアクティブファンドの採用条件に「運用成績」は含まれないことです。中には、過去の運用成績がモーニングスターのカテゴリー平均を下回るファンドもあるため、選定の際は十分な吟味が必要となります。

 また、そもそもアクティブファンドはコスト(信託報酬)も高いため、コストに見合った運用成績を上げられているかも確認する必要があります。アクティブファンドのコストはインデックスファンドの数倍にもなります。それでインデックスファンドと同じ、もしくは劣る運用成績では割に合いませんよね。銘柄の選定においては、モーニングスターのつみたてNISAサイトにて、アクティブファンドの一覧が見ることが出来るほか、ファンド名をクリックすると、銘柄の個別ページにリンクし、運用成績やモーニングスターレーティングなどを参照してみましょう。


図表2:アクティブファンドの参照方法

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【参照】つみたてNISA対象ファンド一覧

アクティブファンドは使い方も重要、つみたてNISA(積立NISA)ポートフォリオのサテライト的役割も

 一方、国内株式のパッシブファンドでは金融庁で定められた連動対象指数は、日経225、TOPIX、日経JPX400と、全体的に大型株の比率が高くなっています。TOPIXは東証の全銘柄を含む東証株価指数に連動するとはいえ、時価総額加重平均なので、大型株が中心となっています。そんな時に、ポートフォリオのサテライト資産としてインデックスファンドに組み合わせて保有することもオススメです。主に国内中小型株でポートフォリオを組む、つみたてNISA採用のアクティブファンドでは、「ひふみプラス」、「ひふみ投信」、「結い2101」が該当します。それぞれの運用成績は以下の通りです。


図表3:国内中小型株式に投資をする「つみたてNISA」のアクティブファンド

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 また、米国株・先進国株式インデックスファンドのサテライト資産の位置付けで、米国株でも銘柄の分散を図った「フィデリティ・米国優良株・ファンド」や、国の分散を図った、「フィデリティ・欧州株・ファンド」などをプラスで組み入れるのも良いかもしれません。インデックスファンドの中にアクティブファンドをスパイスとして組み入れ、あなただけのポートフォリオを作ってみましょう。

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